代表者の想い
「みんなが幸せになる農業を目指して」
初めまして、『旨み発酵ファーム』代表の玄希 政馬(くろき しょうま)と申します。私は現在、千葉県東金市で農業経営をしています。
日本では農業という産業は衰退の一途を辿っています。農業人口は減り続け、農業従事者の平均年齢は70歳に迫る勢いです。数十年後の日本ではいったいどれだけの人が農業に携わっているでしょうか。
最近では、ロボット技術やAI、Iotといった先端技術を生かした「スマート農業」なるものがよく話題に上がりますが、人が離れてしまってはその技術も活かすことができません。安全で美味しく栄養価が高い野菜を世界中の食卓に届けるとともに、次世代の農業経営者を育てるのも私の使命だと思っています。
消費者も生産者も地域の人も、関わる全ての人が幸せになる農業を目指します。
生産者の想い
ファームマネージャーの浅野 晃太郎(あさの こうたろう)と申します。
私は以前、鍼灸師として働いていました。「体の健康」に携わるという意味では農業と非常に近しい仕事だと感じています。ご存知の通り、治療は悪いところを治す仕事です。反対に農業は食を通して「病気にならない健康な体」を作る仕事だと思っています。
より多くの人の根本的な助けになり得る農業は、本当に大きな可能性を秘めています。縁あって、農業を全く知らない状態から師に教えを乞い、農薬も化学肥料も使用せず、しかも栄養価が高く、旨みたっぷりの作物が育つという魔法のような持続可能な農業を伝授していただきました。
私は一日3食、毎日の生活の中で美味しくて栄養たっぷりの野菜を食べられることが、何よりの予防治療になると確信しています。私たちの育てた旨みたっぷりの野菜を食べて「美味い!」「体の調子が良くなった!」そんな風に感じてもらえればこれほど幸せなことはありません。